THE SECRET GARDEN- 嘘の中にある真実 –

再演決定!

2015年8月 神奈川での再演が決定いたしました!
詳細は 再演公演専用ページ にてご確認ください!

彼らが触れた秘密とはいったい何か!?

20XX年、ついに秘密保護法違反の逮捕者が出た!
メディアの取材合戦にもかかわらず、検察・警察は秘密保護法を盾に一切事件の内容を明らかにしない。
裁判当日、姿を現した被告人はなんと普通の市民9人!
原発に勤務する青年とその幼馴染み、そして長者町町内会の面々だ。
無罪を主張する弁護側と、組織的犯行を主張する検察とが真っ向から対立。
彼らは一体どんな「秘密」に触れたのか?
裁判官や証人も巻き込み、さまざまな立場の思いが交差するなか、果たして裁判の行方は…。

STAFF

作・演出
田中広喜
作曲
小澤時史
振付
山本真実
歌唱指導
金田まり子
舞台美術
Tamako☆
音響
須藤浩(サウンド・オフィス)
照明
高野勝征(スペース・トライアル)
舞台監督
土居三郎
制作
石村淳二
法律監修
久保木亮介(弁護士)
トータルアドバイザー
海渡雄一(弁護士)
主催
「The Secret Garden」上演実行委員会
Musical Guild Q
後援
文京区労協
千代田区労協
東京地評
新聞労連
出版労連
民放労連
日本ジャーナリスト会議(JCJ)
日本出版者協議会(出版協)
協力
プロダクション・タンク

CAST

岩崎 慧

岩崎 慧

水島勇二役

森崎 みずき

 

森崎 みずき

(M&Sカンパニー)

月野美沙役

伊藤 慧

 

伊藤 慧

関矢和樹役

原 陽三

 

原 陽三

月野定治役

タナカ直子

 

タナカ直子

月野亜寿沙役

米塚 杏子

 

米塚 杏子

鮎川美紀子役

森 麻衣子

 

森 麻衣子

畠ちづる役

伊藤 紫央里

 

伊藤 紫央里

国北綾乃役

高野 史朗

 

高野 史朗

根本優役

中谷 源

 

中谷 源

(青年劇場)

吉岡隆文役

横井 恵

 

横井 恵

竜崎琴美役

林 大輔

 

林 大輔

森川匡役

鈴木 千夏

 

鈴木 千夏

藤堂百合子役

野口 大輔

 

野口 大輔

(株・ビサイド)

江口琢郎役

斉藤 清美

 

斉藤 清美

辺見佑香役

小出 宏臣

 

小出 宏臣

中井隆三役

元明 真由美

 

元明 真由美

(ニチエンプロダクション)

皆瀬頼子役

阿久津 高広

 

阿久津 高広

大熊秀則役

koya

 

koya

飯島俊作役・その他

片倉いろは

 

片倉いろは

若山隼人役・その他

井上 みな

 

井上 みな

レポーターA・その他

磯部 円香

 

磯部 円香

レポーターB・その他

鈴木 絢香

 

鈴木 絢香

傍聴人・ダンサー

砂川 紀子

 

砂川 紀子

傍聴人・ダンサー

KANAE

 

KANAE

傍聴人・ダンサー・女

渡辺 千夏

 

渡辺 千夏

傍聴人・ダンサー

田中 麻衣

 

田中 麻衣

傍聴人A・その他

西田 葵

 

西田 葵

傍聴人・その他

藤間 亮

 

藤間 亮

傍聴人・その他

内田 貴之

 

内田 貴之

(株・アズリードカンパニー)

片山一郎・その他

山本 恭平

 

山本 恭平

傍聴人・その他

Message

想像力の翼を味方につけて

海渡雄一(トータルアドバイザー/弁護士)

海渡雄一(トータルアドバイザー/弁護士)

 

これは秘密保護法違反事件とその裁判を描いたミュージカルです。最初の舞台は原子力発電所です。私もトータルアドバイザーとして、スタッフの皆さんとシナリオ作成の討論に加えていただきました。私は、秘密保護法は戦争の準備のために政府が国民をだまし、そのウソを暴こうとするジャーナリストや市民を葬り去る法律だと説明してきました。ネタバレになるといけないので、詳しいことは記せませんが、このまま秘密保護法が施行されてしまうと、確実に近未来に起きそうなケースが描かれ、最後にはアッと驚くような結末が用意されています。

秘密保護法を克服し、私たちがこのような未来を見なくてすむようにするためには、この法律がどのように適用され、事件を裁く法廷がどのようなものとなるのか、それが現実のものとなる前に、想像し、表現し、このような未来に「ノー」という意思表示をする必要があります。

このミュージカルを一人でも多くの方々に楽しんでいただくことによって、秘密保護法の廃止を求める市民に想像力の翼が与えられることでしょう。呑み代やランチ代を減らしてでもチケットを買う価値があることを保証します!

私たちもこのミュージカルを応援しています(50音順)


青井未帆(学習院大学教授/憲法)

青井未帆(学習院大学教授/憲法)
いま、私たちには、市民社会としての強さが問われている。憲法の条項で謳われているから、私たちに表現の自由があるのではない。あらためてそのことに思いを致したい。

自由な情報の流れがあるからこそ、その情報に触れることで自らの心を育て、またきちんとした統治がなされることを確保できる。表現の自由を行使しうるのが当たり前という、まっとうで豊かな市民感覚を維持してゆくのは、私たち一人ひとりの努力にかかっている。

雨宮処凛(作家)

雨宮処凛(作家)

特定秘密保護法は反対です!

奥平康弘(憲法研究者)

奥平康弘(憲法研究者)

国家情報のあれやこれやを、広く一般に秘密にしてしまう悪法は、戦後日本では長い間制定されずに済んだ。民主主義・言論の自由の発展、なかんずく憲法九条のはたらきがあったからである。しかし90年代に入ってから、情勢の変化が生じ、憲法改変への妄動が一段とはげしくなり、「戦争をする国」にしようと目指すようになった。昨年制定された特定秘密保護法はトップ・バッターのひとつである。私たちはこれに能うかぎり抵抗しなければならない。

ミュージカル「THE SECRET GARDEN」は、この法律の違憲無効をもとめる裁判を題材としたミュージカルである。ぼくは台本を読んだだけであるが、しっかりした出来栄えの作品だと思う。これに感動させられる音楽と歌とせりふがつけば、みごとな抵抗ミュージカルになるにちがいない。

落合恵子(作家)

落合恵子(作家)

なんという時代になってしまったのか。させてしまったのか。これが平和憲法を誇る、民主主義の国の現実なのか。嘆きや失望に全身を明け渡すことはたやすいが、「諦めない、挫けない、後ずさりしない」と自分と約束して、特定秘密保護法や原発、集団的自衛権、そうした諸々と真っ直ぐに対峙する。誰のために? まずは自身のために。そして、わたしたちに続くすべてのそれぞれの、いのちと人権と自由のために。聞く、観る、触る、嗅ぐ、味わう、そして共有する、わたしたちのミュージカル。

岸井成格(ジャーナリスト)

岸井成格(ジャーナリスト)

特定秘密保護法は「天下の悪法」です。必ず廃止に追い込まなければなりません。このままでは日本のメディア・ジャーナリズムは歴史に顔向けができません。ミュージカルの成功を祈っています。

北村肇(『週刊金曜日』発行人)

北村肇(『週刊金曜日』発行人)

米国の盗聴の実態を暴露したスノーデン氏の告発は、世界の権力者を震撼させました。あらゆる情報を独占することであらゆる市民を“奴隷化”するもくろみは、たった一人の“正義の使者”によってとりあえず挫折しました。これこそまさに、21世紀情報化社会における究極の「非対称な戦争」。つまり「個人」と「国家」の戦争です。そして、いうまでもなく私たち市民の“武器”は真実です。だからこそ、安倍政権は真実の隠蔽に躍起なのです。

澤地久枝(ノンフィクション作家)

 

澤地久枝(ノンフィクション作家)

84歳の私の人生で、「現在」をこえる悪い政治の時代はなかった。「特定秘密保護法」などというものがまかり通ろうとしている。基本的人権を明記した憲法違反もついにきわまる。この国はやがて、徴兵制をしき、貧富の差はますますひどく、人のいのちは完全無視の政治になる。すべての力と知恵をあげて、時代を変えよう。一人でも多くの人が今回の抵抗ミュージカルに参加することを願う。

田島泰彦(上智大学教授/憲法・メディア法)

 

田島泰彦(上智大学教授/憲法・メディア法)

「特定秘密保護法」が実施されたら、私たちの社会はどうなるのか。このミュージカルは、原子力発電所に関わる題材をもとに、同法違反事件の裁判を通して、その断面を照らし出そうとする試みです。

起訴された市民はなぜ「特定秘密」に迫ろうとしたのか、裁判で秘密は明らかにされるのか、秘密の正体は何なのか、裁判の結果はどうなるのか、当事者や関係者のさまざまな思いや葛藤も交えつつ、その実相がスリリングに展開していきます。特定秘密保護法とは何ものなのか、私たちの想像力を掻き立て、豊かにしてくれるこの舞台に多くの人たちが訪れることを期待します。

鳥越俊太郎(ジャーナリスト)

鳥越俊太郎(ジャーナリスト)

これは法廷劇にしたことで特定秘密保護法が執行された時の問題点が実に分かり易く明瞭となっている。舞台は原発を見学した一般市民や雑誌ジャーナリストたちが、ある日突然、特定秘密保護法違反容疑で逮捕されるところから始まる。起訴し全員の有罪を求める検察側、単なる発電所見学だとして無罪を求める対立のドラマだ。ところが肝心の「秘密とは何か」が検察・弁護・裁判官も分からないまま進行する。実に滑稽だ。この法律の持つ奇妙さがズバリ呈示される。ドラマは最終局面で「秘密」をめぐって意外な展開を見せる。それは日本の将来に「あり得るかもしれない」恐怖の暗示だ。

むのたけじ(ジャーナリスト) 撮影:木瀬公二

むのたけじ(ジャーナリスト) 撮影:木瀬公二

私は日本の15年戦争(第2次世界大戦)を社会人として経験した。それによれば戦争する国家権力はあらゆる美辞麗句を並べて敵国民と自国民にうそを言い続ける。そして国民は命令と服従の軍隊のモラルに引きつり込まれて、自己規制する。そして国策に沿わないことをいえば、非国民と呼ばれることを恐れて、見ざる言わざる聞かざるになってしまう。安倍内閣はいまどんな事情があるのか、「積極的平和主義」という美辞を振りかざして、「特定秘密保護法」を作り、なぜ軍国主義の過去に戻ろうとするのか。その道は絶対に許すことが出来ない。戦争によって殺されるよりも戦争を殺して平和な喜びの世を作ることこそ万人の仕事ではないか。

村井敏邦(一橋大学名誉教授/刑事法)

村井敏邦(一橋大学名誉教授/刑事法)

ミュージカルとして楽しみながら、段々とうそ寒くなる。この法律の下ではこうなるのか。特定秘密保護法の悪法性をこのような形で訴えることができるのだ。まだ脚本を読んだだけだが、早く劇を見たい。最後の、最後に真実が…。舞台ではどのように表現されるのだろうか。このミュージカルをできるだけ多くの人が見て、この法律の廃止に向けて多くの声が結集することを期待したい、いや、間違いなく期待できる。

山田健太(日本ペンクラブ言論表現委員長、専修大学教授/言論法)

山田健太(日本ペンクラブ言論表現委員長、専修大学教授/言論法)

いまの世の中、唇寒しの一歩手前。もう少しで引き返せない瀬戸際まできています。恐れない人をきちんと恐れさせ、市井の恐れる人に勇気を与えるには、僕たち自身が元気になることが必要でしよう。その元気の素に、歌や踊りはピッタリ。しかも作・演出は、重たい社会テーマを軽妙に仕上げるのが得意な、気鋭の脚本家 田中広喜さん。大いに期待が高まります。怒ってばかりいても世の中変わりません。笑いと涙で厚い雲を吹き飛ばし、開かれた政府を実現するための第一歩にしましよう。

久保木亮介(法律監修/弁護士)

久保木亮介(法律監修/弁護士)

「国民の安全」のための「特定秘密保護」。「平和的生存」のための「集団的自衛権」。

原発の安全神話が崩壊した3.11後の日本で、いままた新たな神話が振りまかれています。為政者によるコトバのサーカスで、人権や平和にかかわる大事なルールがどんどん変えられてゆく…。その先に待つものの、恐ろしさとバカバカしさ。是非とも暴かなければなりません。このミュージカルに期待してください。

後 援


岩永有礼(文京区労協事務局長)
小川富弘(出版労連中央執行委員)

ミュージカル・ギルドq.は、オリジナルミュージカル専門の劇団です。これまでにマスコミや医療業界などを舞台に社会性の高い題材をとりあげ、風刺をきかせながらも笑いや癒したっぷりの作品を上演してきました。今回は特定秘密保護法を扱った法廷劇に挑戦するというワクワクする企画で楽しみにしています。歌と踊りにも期待しています。

小林秀治(千代田区労協議長)

戦前は明治時代につくられた軍機保護法(1937年に全面改定)が言論統制に使われ戦争遂行の道具にされた。それから76年後の2013年に特定秘密保護法が作られ、2014年7月には、憲法9条を亡きものにして集団的自衛権の行使ができるようにされ、日本が海外で戦争できる国にされた。徴兵制が必ずやってくる。軍隊は、人間性を否定して成り立つものであり、人間性を否定したところに平和はない。暗黒社会は権力者の「秘密」を隠すところから始まる。

伊藤潤一(東京地評議長)

第2次安倍内閣は、特定秘密保護法を多くの反対意見をかえりみずに強行採決しました。知る権利や人権を侵害し、都合の悪い情報を隠し、内部告発的な行為も厳罰に処されてしまう可能性のある、大変問題の多い法律です。もの言えぬ、もの言わぬ社会にならないように、言論・出版・表現の自由を生かして、この法律の問題を法廷劇にしてミュージカルで上演します。楽しみながら考えてみませんか。

日比野敏陽(前新聞労連中央執行委員長、新聞記者)

「特定秘密保護法って、関係あるのは公務員だけでしょ」。こう考えている人は少なくない。「いまの世の中、ちょっとおかしいぞ」と考えるフツーの人たちも狙い撃ちにされかねないのに、伝えるのは難しい。そこでこのミュージカルの出番だ。秘密法がいかに危ないシロモノなのかを熱く伝える。一人でも多くの人に、演劇の力に触れてほしいと思う。

赤塚オホロ(民放労連中央執行委員長)

戦前の日本では、演劇の台本は官庁の取り締まりを受けないと興行できなかったそうです。敗戦直後もGHQ支配下では、新聞、出版、放送に加えて、映画や演劇、落語なども事前検閲の対象でした。今度は特定秘密保護法が本格的に施行されると、もうこんなミュージカルは上演できなくなるのではないでしょうか? さあ、「上演禁止」になる前に(?)みんな急いで観に行こう!

吉原功(日本ジャーナリスト会議代表委員)

「戦争は秘密から始まる」 ―2011年8月、「秘密保全法制」を企てる有識者会議報告書が公表された時、私たちは、「いよいよ憲法破壊の本格的な工程が始まった」と直感し、法律家団体、マスコミ労組と語らって「STOP!秘密法 共同行動」を立ち上げました。「物言えば唇寒し」「見ざる、聞かざる、言わざる」の世の中には決して戻してはなりません。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく」(井上ひさし)―このミュージカルが多くの人々の心を揺り動かすよう、期待しています。

青山賢治(日本出版者協議会 出版の自由委員会委員長・理事)

出版協の会員社には、社会不正をあばく本を出す出版社が多くある。出版社の志としてやっている人が多くいる。苦労して出した本が、読者に届く前に秘密保護法に触れて、発禁になったらたまらない。出版社は生きてゆけない。行政の長が勝手に指定した秘密が、30年も60年も続くなんて、とんでもない。私たちの表現出版の自由を守るためにも、知る権利を獲得するためにも、秘密保護法は廃案にしなければならない。暗黒社会を作ってはいけない。


会 場

中野区立野方区民ホール WIZホール

東京都中野区野方5-3-1 野方WIZ
※駐車場はありません


日 程

10/22(水) 19:00
10/23(木) 14:00 / 19:00
10/24(金) 14:00 / 19:00
10/25(土) 14:00 / 19:00
10/26(日) 14:00
※開場はいずれも30分前

チケット

日時指定全席自由

一般:4,800円 中小:3,800円

※当日は500円増。当法廷では開場後、先着30名の方に傍聴券を発行します。

ミュージカル・ギルドq.オンラインチケットサービス

インターネットでチケットを予約後、すぐにお近くのセブン-イレブンでチケットを受け取れます。
代金はチケット受け取りの際に、セブンイレブンでお支払いいただきます。

  • 他公演のチケット購入にも使える、共通ポイントがたまります (購入価格の1%)。
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WEB予約の注意事項
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